トルコの大統領レジェップ・タイイップ・エルドアンは、隣国のギリシャからの批判にもかかわらず、月曜日にイスタンブールの元ビザンティン教会を正式にモスクとして開いた。エルドアン政府は4年前にこの教会をイスラム教の礼拝所として指定していた。
トルコは2020年に、カリエとして知られるコラ聖堂を正式にモスクに転換し、同様にイスタンブールのランドマークであるアヤソフィアもイスラム教の礼拝所に変えた。
両方の転換は、イスラム教徒から賞賛を受けたが、ギリシャや他の国々からは批判を受けた。これらの両方は国連の世界遺産に登録されている。
この建物はオスマン帝国の支配下でモスクとして使われていたが、1945年に博物館に変換された。
ギリシャは、トルコ政府が再びモスクに戻す決定を批判し、アンカラが別の世界遺産の「性格を侮辱している」と非難した。